Joostを試してみました

2007.03.08 / p2p

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Invitationが回って来たので、噂のJoostを試してみました。 βテストにはかなり前から申し込んでいたのですが、本家からは待てども待てどもなかなか返事は来ず。 結局、知人からのInvitaionの方が早かった、というオチです。 まだ他人を招待できる機能は無いようで、ログインしても「自分の招待可能数:0」のような表記になっていました。

さて、実際に試してみたのですが、この衝撃は一言で表現すると「Web2.0クソくらえ」。 日本のIT企業はもう、今更SNSとかゴニョゴニョ言って小銭を稼いでいる場合じゃないですよ。

Second Lifeもそうですが、最近またWebだけで完結するのではなく、アプリケーションを使ってでも新しい体験をユーザに味わってもらおう、 な流れが少しづつ戻ってきてる気がします。 とは言っても、ここで言うアプリケーションは、従来のVisualStudioやっつけビルドアプリケーションのようなものではなく、 UIも凝られたマルチプラットホーム対応のものを指します。

JoostはXULで作られたアプリケーションのようですが、正直XULを見縊っていました。 最初XULと聞いたとき、「あーFirefoxのあれ?」程度にしか思っていなかったのですが、透過処理、小気味いいアニメーション、といった、 かなり凝られたデザインであることがすぐに確認できます。

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さらに、メニューUIは、ずっと上下どちらかを押しているとまた同じメニューに戻る「循環メニュー」になっていることから、 TVに映したときのリモコン操作を意識していることがすぐに分かります。 同じく、スタンバイにするときのPowerボタンを押したときに「スッ」と画面が消えていくイメージは、直感的にTVそのもののそれ。

UIばかりの話にいきなりなってしまいましたが、肝心の画質もフルスクリーン表示で特に見苦しさを感実ことはありませんでした。 映像も途切れることもなく、スムーズに見れる感じ。途中、たまにカクカクすることや、 音声がDJのスクラッチみたいな連続再生になってしまうこともあったのですが、これは僕のマシン(約4年前のノートPC)のスペックが かなりよろしくないことに起因するでしょう。 Skypeを最初に使ったときに、その遅延の少なさと音声のクリアっぷりに衝撃を受けましたが、Joostは久々に同じくらいの衝撃を受けました。

ところで、画質についてはRimoをWiiで見たときに感じたのですが、実はコンテンツがそこそこよければユーザはYouTube程度の画質であっても、 本心で「見づらい!!」なんか思わないものです。と、いうか画質が気になることとか無いのです。 ソフトウェア提供側はついつい「こんな時代だから高画質を!」と思いがちになってしまうのですが、実はそうでもないんだよな、 というユーザの心を感じ取るのも重要です。

総括すると、コンテンツはもちろんまだ日本向けのものはありませんが、Joostはかなりのインパクトを与えそうです。 個人的にはSecond Lifeよりも気になる存在にはなりそうです。(あれは僕の環境では重すぎるし、何をしていけばいいのかがいまいちわからなかった。。) 本当はP2P周りの話を書こうと思っていたのですが、それ以上にUIの素晴らしさに心を奪われてしまいました。 UIから今までのWebとは違う独自の世界観へ誘導しようとする、このパワーは既存の映像サービスをブチ壊していく可能性は十分に感じ取れます。

あー、あとXULちょっと勉強しよう、と思います。むしろ思わされます。 もう、Webだけじゃダメですよ、ほんと。既存のWebサービス屋さんはすぐにJoostアカウントをなんとしてでも手に入れるべき。 そしてすぐに試すべき。