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「ウェブ時代 5つの定理」を読みました

梅田さんの本の『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』と続くウェブ時代シリーズ(と、勝手に呼んでみる)。

内容はシリコンバレーのビジョナリー、アントレプレナーな人たちの言葉をまとめたものに、梅田さんのシリコンバレーの生活を重ねて綴ったもの。内容の大半はそんなビジョナリーな人たちの言葉で埋め尽くされているので、読後はかなり前向きになれます。訳も丁寧に訳されているので、原文の雰囲気を壊さずに感じ取れます。

ただ、梅田さんの本として読んだときには、個人的には☆3つくらい。梅田さんの本で好きなのは、もやもやした概念を頭の中でスッキリさせてくれるその独特のフレーズだと個人的に思っています。たとえば、『ウェブ進化論』では「あちら側とこちら側」と相反する言葉を提示することで、時代の流れが確かに変わってきていることを実感させてくれましたし、『ウェブ時代をゆく』での「学習の高速道路の先には渋滞が待っている」と、技術者であれば誰でも納得せざるをえない言葉を提示してくれました。

僕は梅田さんの本ではそのあたりの絶妙な言い回しが好きなのですが、本書ではそれが無かったのが残念。もちろん、それにあたるものがシリコンバレーのビジョナリーたちの言葉にあたるのですが、単純に前向きになりたいだけだったら、「イチロー 262のメッセージ」みたいなものでもいいかな、とも。(ちょっと極端だけど)

と、まぁ言ってみたものの、シリコンバレーの雰囲気や人々のマインドは充分に伝わってくるので、そのあたりを望む人にとっては損は無い内容かと思います。

勝間本をいくつか読んでみました

なんとなく会社で勝間本がプチブームになっていて、自分で買ったり回し読みしたりしてる日々です。元々勝間さんは、僕と同じ名字というわけで無駄に運命じみたものを(一方的に)感じていて、気になっていたのですが、ここ最近のブームのってやっとこさ読んでみました。とりあえずここ1週間でざっと次の3冊ほど読んでました。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

金融、資産運用の話について、僕のようなまったくの素人にとってかなりいい本。「世の中でお金は実はこんな動きをしていたのか」なことが多くあり、かなり勉強になります。最初は「日本人はもっと株をすべき!」な内容なのかと思っていたらそうではなく、むしろデイトレーダなどには否定的な和代さん。資産運用の手段について数多く丁寧にメリット、デメリットを説明されています。全体的にかなり「客観的に見た現実的なライン」を引いてくれている印象が強く、入門本として非常にいいと思います。だからこそ、もう少し違う観点からの本も読んでみたいと素直に思いました。id:ishida曰く、木村本(最新版 投資戦略の発想法)がいいそうなので、そのあたり読んでみようかな、と思っています。

効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法

和代さんの普段の生活、考え方なんかをまとめた本。GmailやGoogleDocsなんかを有効活用しまくれ!や、とにかくどんどんアウトプットしていけ!な下りは、既に僕もやっていたり同じ考え方だったので間違いじゃなかったな、と納得。また、マッキンゼーの情報整理法やフォトリーディングについては非常に興味深かったので、このあたりはもう少し別の本を読んでみたいな、と。併せて、巻末の和代さん推薦本リストはちょっとづつ読んでいきたいです。

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号

勝間本、とまではいかないものの、最近の和代さんの活動をグッとまとめて読むにはいい雑誌。内容は「効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法」をまとめ直したものなので、最初にこれ読んでみるのが手っ取り早くていいかもしれません。神田昌典さんとのセミナー音源のDLパス情報が掲載されてあるので、それ目当てでもいいかもしれません。

最近は読書ブーム

特に理由もないのですが、最近人生で初めてといってもいいくらい、技術本以外のまともな本を読みたくなってる時期。そんな中、いろいろ他のおすすめ本のパスも示してくれつつ、勉強にもかなりなる勝間本はうってつけの本でした。流れがあるうちにもっといろいろ読んで行こうと思います。あと、いつの日か、僕の勝間本を出せるような時がくるように頑張りたいです><

というわけで

まずはWEB+DB PRESS の新刊を読んでおきますかねw

「RESTful Webサービス」を読み終えて

RESTful Webサービス

正月休みに実家に戻っていたときに「RESTful Webサービス」を読んでいました。かなり遅くなりましたが、ざっと感想を書いておこうと思います。

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JavaからRubyへ

もともとは先週末に開催される予定だったIE SOUND JAMBOREEの準備中に読む予定だったのですが、あいにく台風で中止になってしまったので、この連休中に一気に読みきりました。

本書の内容はざっくりまとめると

  • WebアプリケーションをJavaをはじめ、Ruby以外の言語で実装している
  • Ruby on Railsが気になっている
  • Rubyが盛り上がっているようだけども、まだ学習にとりかかれていない
  • JavaアプリケーションをRubyベースへ移行を検討している

このような技術者、またはそのマネージャをターゲットにし、現行のアプリケーションをRuby on RailsやRubyベースのアプリケーションへどのように移行するのがベターか?を展開していくものです。

僕自身、Ruby on Railsには非常に注目をしていましたし、今も注目を続けています。ただ、PHP + SmartyベースにAjaxを絡めたWebアプリケーションの構築にようやく慣れてきて、現行のシステムもそれなりの形になってきて、新規立ち上げプロジェクトもPHP + Smartyのもので実装をしようと進めているところです。そんな中なので、「いつ」Railsベースのものに切り換えていくかは、十分に検討する必要があり、その検討材料を集める必要がありました。また、Rubyの学習は全く進んでいないので、「Rubyでできること、できないこと、得意なこと、不得意なこと」を明確に理解しておくことは重要なことです。そんな背景において、本書は非常に有意義なものでした。

JavaとRuby

タイトルが「JavaからRubyへ」とあるくらいなので、Javaを軽んじ、Rubyを崇める内容なのかと最初は思っていたのですが、実際はかなり中立的な視点であると感じられました。実際、筆者はRubyを利用することをもちろん推しているのですが、それでもEnterprise JavaとRubyとの住み分けは適材適所であることを明記していますし、その移行についてもリスク、パイロットの実装、既存アプリケーションへのブリッジなど、幅広い視点を持っています。

そもそも、本書の根底にあるスタンスは非常に明確で、「生産性を高めることこそが重要である」ということを冒頭で述べています。その理由は次のように述べられています。

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